秘すれば花 暴かれて泥
2012年6月15日金曜日
昨日の我に飽く
新しみは俳諧の花也。ふるきは花なくて木立ものふりたる心地せらる。亡き師常に願にやせ給ふも新しみの匂ひ也。その端を見しれる人を悦びて、我も人もせめられし所也。せめて流行せざれば新しみなし。新しみは常にせむるがゆへに、一歩自然にすすむ地より顕るる也。 名月に麓の霧や田のくもり と云ふは姿不易なり。花かと見えて綿畠 とありしは新しみ也。あかさうし in 服部土芳『三冊子』
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