秘すれば花 暴かれて泥
2011年6月6日月曜日
百番連歌合(十五)
43 身にはしらるゝ人のおもかげ
別にしその日はいまも遠からで 侍
夢にゆく我はそなたによもみえじ 周
たらちねに心のにぬを恨にて 心
44 しられずぬるゝ夜の衣手
故郷に馴にし友を夢にみて 侍
夢にただこなた斗の別にて 周 (ばかり)
過けるかまどろむ閨の初時雨 心
45 涙のしらぬ夕ぐれもなし
待そめし心こそ猶悔しけれ 侍
月まつと人には見えていふ物を 周
忍ぶるをもらす心よたれならん 心
参考文献
(1)
百番合連歌、救済・周阿・心敬 早稲田大学図書館所蔵
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