2009年3月13日金曜日

田舎暮らしに殺されない法


『田舎暮らしに殺されない法』丸山健二

  その前に、「自立」しているかを問え
  確固たる「目的」を持て
 「自然が美しい」とは「生活環境が厳しい」と同義である
  年齢と体力を正確に把握せよ
 「田舎暮らし」を考えるなら、まず酒と煙草をやめよ
 「孤独」と闘う決意を持て
 「妄想」が消えてから「現実」は始まる
  田舎は「犯罪」の巣窟である
  田舎に「プライバシー」は存在しない
 「付き合わずに嫌われる」ほうが底が浅く「付き合ってから嫌われる」ほうが数倍も根が深い
 「第二の人生」について冷静に考えよ
 「老後の現実」を直視せよ
  あなたを本当に救えるのは、あなた自身である

なるほど言い方は歯に衣を着せず辛辣痛快だが、いちいちもっともなお言葉ばかりだ。

結論的には自分で体験し到達したレベルと大差ないところに落着している。田舎に移住せず別荘としてたまに行くのがよい。田舎と言っても都会的な便利さの残っているところがよい。孤独だからといってよそ者の身で土地に無理にとけ込もうとはしないこと。同じような匂いのする別荘族と付かず離れずつきあっている方が無難。陶芸、手打ち蕎麦、園芸、畑など今までやれなかったこともやってみればたいていはあきる。ずっと飽きないで自分が向上して行けるような続けられることを見つけよう。

著者はどんな顔をしているのかサーチした。たしかに近寄りがたく偏屈な感じもするが、酒でも飲んで意気投合できればなんとかなりそうでもある。でも氏は酒を飲まないのだった(^^;)

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