2008年5月30日金曜日
2008年5月23日金曜日
歌仙『今年竹』の巻
class:
連歌俳諧
歌仙『今年竹』の巻
〜2008.5.23
今年竹面妖な皮ぬぎにけり 百
煮しめたっぷり早苗餐用意 みかん
この村を何とかしよと集まりて 青波
元芸人の先生さ呼ぶ 春蘭
とどのつまり変哲もなき月の客 鉄線
流れ流れて落鮎となり 草栞
ウ
柿むいて入り日はなやか新所帯 木槿
氏神様の前はばからず 亮
寺もたぬ僧の教化は愛語にて 蘭
ツーリングして津々浦々へ 百
潮騒に誘はるるまま午睡かな 栞
あなたと聴いたあのフォービート 鉄
手をひかれアイスダンスの輪の中に み
マッチ消ゆれば木枯らしの月 槿
紙巻きを葉巻のやうに摘まむガイ 蘭
石津謙一ジーンズ似合う 百
花に雨今日はフランスパン焼いて 亮
入学試験の準備OK 波
ナオ
始発列車ムーミン谷に春惜しむ 鉄
アケボノスギの梢遙かに 栞
ピンボケの写真いまだ棄てきれず 亮
故郷の家瓦礫に埋もれ み
やらしいわあどっちにしよう今年の蚊 槿
草清水までまとわり付いて 百
思い出を断ち切りたいと旅にでる 波
離婚届けはテーブルの上 亮
ATM暗証は「サラダ記念日」だ 鉄
僕もしらない日本語のゆくえ 槿
諸ともにつひたちの月追ひ求め 栞
もののけ出づや虫の声やむ 蘭
ナウ
初猟の準備おさおさ整えて 百
晩のおかずは俺に任せろ 波
レシピならネット波乗り炊いた肉 栞
沈まぬ夕日のぞむべくなく 鉄
かまくらは五山色添ふ花のころ 蘭
観光バスの並ぶ麗らか 亮
( 捌き 百 )
写真提供はフォト蔵さん
2008年5月22日木曜日
マイ・ウェイ
歌はYouTube:加山雄三はシナトラ、プレスリーよりうまい
歌詞の日本語訳提供は野村望さん
作詞:ポール・アンカ
日本語訳 野村 望
And now, the end is near,(さあ、もう終わりが近づいた)
And so I face the final curtain(そして、私は最後の幕に向き合っている)
My friend, I'll say it clear,(友よ、はっきりと言おう)
I'll state my case of which I'm certain(確信を持って私の場合を語ろう)
I've lived a life that's full(私は充実した人生を生きてきた)
I've travelled each and every highway(あらゆるハイウェイを旅してきた)
And more, much more than this, I did it my way(しかしそれ以上にわが道を歩いた)
Regrets, I've had a few(悔いも少しは残っている)
But then again too few to mention(しかし、それはほんのわずかだ)
I did what I had to do(しなければならないことを私はやって来た)
And saw it through without exemption(逃れることなく、それをやり通してきた)
I planned each charted caurse(地図に書かれたコースはすべて試した)
Each careful step along the bi-way(脇道にも注意深く足を踏み入れた)
And more much more than this, I did it my way(しかしそれ以上にわが道を歩いた)
Yes, there were time, I'm sure you knew(そう、確かにあなたが知っての通りの時もあった)
When I bit off more than I could chew(噛み切れぬほどのものに食いついたこともあった)
But through it all, when there was doubt(しかし、それが疑わしいと思った時には、それを全部)
I ate it up and spit it out(飲み込み、それから吐き出した)
I faced it all, and I stood tall(全てに正面から向かい、胸を張って立ってきた)
And did it my way(それがわが道だった)
I've loved, I've laughed and cried(人を愛し、笑い、泣き叫んだこともあった)
I've had my fill, my share of losing(充つる喜びも、失う悲しみも知った)
And now, as tears subside(そして今、涙が乾くとともに)
I find it all so amusing(すべてが楽しく思い出される)
To think I did all that(私はその全てをしたのだと)
And may I say not in a shy way(そして、卑怯なまねはしなかったと言える)
Oh no ! Oh no, not me, I did it my way(決して、決してしなかったと、それがわが道だった)
For what is a man, what has he got(人は何のために生きているのだ、手に入れたものが何になるというのだ?)
If not himself, then he has not(もし、自分自身のためでなければ、何も手に入れたことにはならない)
To say the things he truely feels(自分が本当に感じることを話すのだ)
And not the words of one who kneels(決して媚びる者が話すことばを使うな)
The record shows I took the blows(いろいろ苦しい目に会った記録はあるが)
And did it my way(それがわが道だった)
歌詞の日本語訳提供は野村望さん
作詞:ポール・アンカ
日本語訳 野村 望
And now, the end is near,(さあ、もう終わりが近づいた)
And so I face the final curtain(そして、私は最後の幕に向き合っている)
My friend, I'll say it clear,(友よ、はっきりと言おう)
I'll state my case of which I'm certain(確信を持って私の場合を語ろう)
I've lived a life that's full(私は充実した人生を生きてきた)
I've travelled each and every highway(あらゆるハイウェイを旅してきた)
And more, much more than this, I did it my way(しかしそれ以上にわが道を歩いた)
Regrets, I've had a few(悔いも少しは残っている)
But then again too few to mention(しかし、それはほんのわずかだ)
I did what I had to do(しなければならないことを私はやって来た)
And saw it through without exemption(逃れることなく、それをやり通してきた)
I planned each charted caurse(地図に書かれたコースはすべて試した)
Each careful step along the bi-way(脇道にも注意深く足を踏み入れた)
And more much more than this, I did it my way(しかしそれ以上にわが道を歩いた)
Yes, there were time, I'm sure you knew(そう、確かにあなたが知っての通りの時もあった)
When I bit off more than I could chew(噛み切れぬほどのものに食いついたこともあった)
But through it all, when there was doubt(しかし、それが疑わしいと思った時には、それを全部)
I ate it up and spit it out(飲み込み、それから吐き出した)
I faced it all, and I stood tall(全てに正面から向かい、胸を張って立ってきた)
And did it my way(それがわが道だった)
I've loved, I've laughed and cried(人を愛し、笑い、泣き叫んだこともあった)
I've had my fill, my share of losing(充つる喜びも、失う悲しみも知った)
And now, as tears subside(そして今、涙が乾くとともに)
I find it all so amusing(すべてが楽しく思い出される)
To think I did all that(私はその全てをしたのだと)
And may I say not in a shy way(そして、卑怯なまねはしなかったと言える)
Oh no ! Oh no, not me, I did it my way(決して、決してしなかったと、それがわが道だった)
For what is a man, what has he got(人は何のために生きているのだ、手に入れたものが何になるというのだ?)
If not himself, then he has not(もし、自分自身のためでなければ、何も手に入れたことにはならない)
To say the things he truely feels(自分が本当に感じることを話すのだ)
And not the words of one who kneels(決して媚びる者が話すことばを使うな)
The record shows I took the blows(いろいろ苦しい目に会った記録はあるが)
And did it my way(それがわが道だった)
2008年5月16日金曜日
2008年5月13日火曜日
自由歌仙『遠雉子(とほきぎす)』
class:
連歌俳諧
自由歌仙『遠雉子』
2008.4.20〜5.13
発句 遠雉子杉旋風の谺哉 貞風
2 岨の清水に摘める山芹 春蘭
3 春炬燵台所から声がして 青波
4 さつさと喰へとおかんむりなり 蘭
5 ここ一番体力勝負まけそうで 波
6 流し買ひにて狙ふ大穴 蘭
6 ひとつ手前の駅で乗り降り 蘭
7 堤防の桜並木が見ごろだと 波
8 人出当て込み俄かあきんど 蘭
9 世が変わり刀を捨てて揉み手する 波
10 普段無口に無理な軽口 蘭
10 家系たどればだれも鎌足 蘭
11 披露宴お互い同士紹介す 波
12 いつまで持つかなんて思ふな 蘭
13 ひさしぶり東京市場も好転し 面白
14 発泡酒やめ恵比寿黒生 蘭
15 母の日のギフトで鯛が釣れるかも 白
16 相手選ばずよろづビジネス 蘭
17 その筋のうたげに呼ばれ芸をする 蘭
18 鴨川をどりは道中双六 白
19 きもの着てうれしはづかし先斗町 蘭
20 小首かしげりやどの娘も西施 白
21 ぬばたまの闇にほのかな月あかり 蘭
22 脱ぐは一瞬もう竹の春 白
23 ふる雨に紅葉かつ散る湿り泣く 蘭
24 運転免許証お返しします 白
25 まへうしろ長寿さながら飴と鞭 白
26 食費削つてサプリ手を出す 蘭
27 ココナツに命をつなぐ民あれば 白
28 体制維持に選挙強行 蘭
29 人間は同じあやまち繰り返す 蘭
30 白樺林をゆく二頭立て 白
31 どんな時も愛する事を誓ひつつ 蘭
32 冬の繊月みつめてゐたり 白
33 はやばやと落葉に埋もる山廬居に 蘭
34 こんくら〜べか上る煙は 白
35 花守は代々老桜を咲かせ来て 蘭
挙句 手にひとひらの終の雪かな 白
お国言葉で惜春の情 亮
あなたこなたもみな蜃気楼 亮
写真:俳諧作法書に挟まっていた半歌仙の懐紙
2008年5月10日土曜日
2008年5月8日木曜日
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