2010年4月10日土曜日
杭全神社の連歌作法・式目
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連歌論俳論
現代の日本で正風連歌を守っている所は本当に数えるほどしかない。その一つ大阪平野地区の杭全神社 (くまたじんじゃ)の作法・式目 である。前にちょっと投句していた縁でここに勝手に掲載させていただく。実に単純明快である。
平野連歌八則 宗匠 浜千代清
一、法楽の連歌を宗とすること
一、歌仙、世吉のほか百韻もありたきこと
一、雅馴なる表現を基本とし漢語、外来語等もこれによって取捨あるべきこと
一、脇体言留、第三て留のこと
一、花は折に一、但し名残折は揚句の前を定座とす
月は面に一、名残折裏はなくともよし
一、同語五句去り、同季七句去りのこと
一、のの字、体言止の連続に配慮あるべきこと
一、春、秋、恋は三句を基準とすること 但し恋は二句にてもよし
以上
写真提供はフォト蔵さん
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