2010年2月25日木曜日

五島美術館から等々力渓谷へ

2006年05月25日18:04

上野毛の五島美術館では『館蔵 近代の日本画展』をやっていた。小林古径の花のある茄子、川合玉堂の松鷹図が印象に残る。このあたりは緑が多く大きな敷地でゆったりした家が多い。車を美術館の駐車場に置いたまま、中華を食って、東に向かって歩き出す。

二キロほど適当に歩いても等々力渓谷に出逢わない。多摩川に出てしまった。ひとに二回聞いて到着。川沿いに昼なお暗き緑陰が一キロほど続いている。都内では珍しい光景だ。中程に不動の滝、不動尊がある。滝の横にところてん屋があった。階段の途中では、演歌歌手がビデオ撮りしており、しばし待たされた。そこで一句。

  不動滝石打つ音やところてん

  口ぱくの歌ひめ若葉に照り映える

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