2006年05月29日16:54
太陽の活動の影響でニューヨークにオーロラが現れる。殺人課の警官ジョンは、家で亡き父親(消防士)が使っていたハム無線機をいじくっていた。男に無線がつながった。
近所らしい。よく聞いてみると、なんと三十年前に火事で殉職した自分の父親であった。そんなばかな。オーロラで時間軸がおかしくなったらしいと二人は一応納得。
息子は火事の記事から、父親が脱出する方向を間違えたことを知らせる。父親は次の日、息子の予言通り起きる火事現場に行くが、息子の言葉を信じて反対方向に脱出し生還する。
父親の運命が変わったため、今度は母親(看護婦)の運命が変わり、ナイチンゲール殺人事件の被害者になってしまうことを息子は事件の記録から知る。
母親の運命を変えるためには犯人を捕まえるしかない。父親は当時の犯人(30才若い警官)を追いつめる。息子は犯人(元警官)を割り出し、格闘の末、犯人を射殺する。
三十年前の犯人と、現在の犯人が、父親と息子それぞれの前に出てくるので不思議な感じ。そして三十年前に死んだはずの父親は煙の中から、息子の前に現れる。めでたしめでたし。
映画の中でも他人に理解してもらうために苦労していたが、あらすじを書くのも難しい。時空を超えると不思議な物語が描けるということはよくわかった。
現在は過去の未来。未来はすぐ現在となり、現在はすぐ過去となる。うーむ。道元でも読んでみるか(^^;)
0 件のコメント:
コメントを投稿