2010年2月25日木曜日

もののあはれも君あればこそ

2006年03月27日20:29

「源氏物語を原文で読む」件は、やっと第四十一帖「幻」に達した。
最愛の妻、紫の上に先立たれて、源氏は四季を過ごすが、花を見ても時鳥の声を聴いてもすべてがむなしい。そして念願だった出家をほのめかして巻は終わる。我が身にあてはめて考えてみても、さもありなんと思う。私の紫の上を今のうちに大事にしたいと思った。

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