2010年2月27日土曜日

『一休骸骨』

2006年12月24日09:14

珍本『一休骸骨』柳田聖山・訳注をながめた(^^;)

「いずれのひとかがひこつにあらざるなし」として、この世の執着を離れ大安楽を得よと、教えを文と骸骨の絵と和歌で説いている。一休が本当に書いたかは、疑わしいともされているが、衝撃的な書ではある。


 何とただ仮りなる色を飾るらんかかるべしとはかねて知らずや


鬼貫の以下の句もこの系統であった。

 骸骨のうへを装て花見かな  鬼貫


まねして、

 骸骨に五色の皮や年の市   春蘭

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